生徒の活動に影響を与えずスムーズに完遂。
誰もが使いやすい体育館AV設備へ
限られた作業時間の中で、生徒の皆様の学校生活に影響を与えずに設備をアップデート。
東京都内の高等学校における、体育館のV機器の入替と音響調整を担当いたしました。
1. 今回のお客様について
今回ご紹介するのは、東京都内にある高等学校様です。
日々の授業はもちろん、全校集会や部活動など、生徒の皆様の学校生活の中心となる体育館におけるAV設備の改修プロジェクトです。
2. 課題
主な目的は、長年の使用で老朽化していた機器の交換と、それに伴う音質の向上でした。
しかし、稼働中の学校施設での施工となるため、以下のようなスケジュール上の課題がありました。
- 限られた作業時間
午後からは部活動等で体育館を使用するなど、体育館内での作業は午前中に限定されていました。 - 稼働までのタイムリミット
3日間の作業期間中にも学校側で音響を使用する予定があり、2日目には確実に音が出る状態までシステムを復旧させる必要がありました。 - スケジュールの前倒し
工事開始後、スケジュールの前倒しがあり、限られた時間の中でさらにスピーディーな対応が求められました。
3. 対応内容と工夫
本件は、弱電設備会社様からの下請け(施工・音響調整担当)として参画いたしました。
制約の多いスケジュールの中で確実な納品を実現するため、現場では以下の工夫を行いました。
- 事前準備による現場での時短
現場での作業時間を極力減らすため、新規ケーブルの製作やコネクタパネルの加工などを事前に自社内で行い、現場ではスムーズに結線できるよう準備を徹底しました。 - 時間帯に応じた作業場所の切り替え
部活動が始まる前の午前中に体育館内の作業(アンテナやマイクコンセントの撤去・設置)を完了させ、午後の体育館使用中は、邪魔にならないステージ袖や裏でのラック・ワゴン入替作業にシフトするという進行計画を組みました。 - 施工観点からの意見具申
納期が迫る中、仕様が固まりきっていなかったため、確実な納品に向けて施工の観点から期限についての提言をしっかりと行いました。 - 最適な音響調整環境のご提案
当初は部活動中での音響調整も許可されていましたが、確かな音質をお届けするためには静かな環境が不可欠です。そのため、元請け様とお客様にご相談し、生徒様が不在となる週末にしっかりと音響調整を実施するスケジュールをご提案し、実行に移しました。
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ワゴン 入替前
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ワゴン 入替後
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ラック 更新前
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ラック 更新後
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ワイヤレスアンテナ 入替前
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ワイヤレスアンテナ 入替後
4. 仕上がり内容と成果
事前の準備と現場での柔軟な対応により、生徒の皆様の活動に大きな影響を与えることなく、前倒しされたスケジュール内での機器入替と音響調整を無事に完了いたしました。
納品後、お客様からは「音質が確実に良くなった」とのお声をいただくことができました。また、元請けの会社様からも弊社の施工進行と対応をご評価いただき、次期案件への参画のご要望もいただいております。
今回のプロジェクト概要
- 場所
- 東京都武蔵村山市
- 工期
- 2026年3月
- 内容
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体育館(アリーナ)AV設備改修および音響調整
- 機器入替・設置
- ワイヤレスアンテナの入替
- 生徒操作用ワゴン1台の新規入替
- 既存システムラックの再構築
- マイクコンセントの撤去および新規設置
- 配線・製作
- 既存機器およびケーブル類の撤去(一部ケーブルは状態を確認し流用)
- ラック・ワゴン内用新規ケーブル類の事前製作(自社内での先行製作)
- 調整
- システム全体の音響チューニング・操作ラベル貼付
- 機器入替・設置
- プロジェクト
総額
(参考市場価格) - 約80万円規模






